またあのISP!

今日は仕事が休みだったので、朝から先月末に伺った郊外にお住まいの日本人宅へ再度行って来ました。今日はちょっと長文です(^^;

前回は某ISPの接続キットが文字化けの為にセットアップ出来なかったので、今回はそれに代わる物を色々持参しました。ところが、週末の故障以来このISPが非常に調子が悪く(いつもの事だけど)、ここ2~3日間もまた使えないと言う情報を得ていたので、果たして今日全てが解決するかどうか心配でした。

先ずは、確認の意味も含めて前回と同じ操作を繰り返してみましたけど、モデムを認識しないので、やっぱり繋がりようがありませんでした。そこで、持参したPCカード型のアダプターを介したらどうなるか試してみる事に。でも結果はやっぱり同じでした。ISPの接続キットは一向に認識しないのです。

お宅の方がこのISPに問い合わせたところ、「仏語以外の(モデムの)ドライバーは存在しない」と言われたそうなんですが、僕はネットで英語と伊語バージョンを見つけましたよ!
伊語じゃ文字化けするのは目に見えているので、英語バージョンをインストールしてみたら、インストールの途中、ちゃんとモデムを認識しました。やっぱり文字化けが原因かな?と思いながらインストールを続けたんですけど、そこで、また壁にブチ当たります。なんと、イギリス国内のISPにしか接続出来ないプログラムだったのです!

気を取り直して、次に、前回も考えた他のモデムならどうなるか試してみました。USBモデムは僕が使っていた物なのでインストールはとても簡単!接続キットもちゃんと認識しました。問題はサーバーに繋がるかどうかです。マニュアル通りに必要事項を入力して、さあ、これでよし!と「接続」をクリック。が、しかし…「リモート・コンピュータが応答しません…」だって。何度やっても結果は同じでした。(-_-)

庭園そうこうする内にもうお昼になってしまい、小休止。今日はとても天気が良かったので、お庭に面したテラスでお昼ご飯をご馳走になりました。
リヨンの喧騒を離れ、久し振りの太陽を浴びながら頂く昼食はとても美味しかったです。テラスの上は藤棚になっていてもう少しで咲きそうな蕾で一杯。庭には様々な花や草木があって、池には金魚が沢山いて、ここがフランスとは思えないほどの憩いを感じました。やっぱり日本人なんですね(^^)
「このまま日向ぼっこを続けられたらどんなに気持ち良いだろう~」なんて思ったんですけど、今日は遊びに来た訳じゃなかったんですよね(^^;

気を取り直して、今度は正常に繋がっていると言うもう1台のPCを確認させてもらいました(こっちは勿論、仏語Windows)。
笑っちゃいけないんですけど、これが呆気ないくらい簡単に繋がるんです。つまり今日は故障してないと言う事もこれで確認。で、繋がったついでに、ISPのサイトでトラブルシューティングを閲覧。でも当然ですけど、「仏語以外のWindowsにインストールする場合」みたいな項目はないんですよね(^^)
兎に角、不思議に思ったのは…

インストールはとっても簡単!接続キットのCD-ROMを挿入して、インストール・プログラムが起動したらウィザードに従うだけ!

まるでそれ以外の方法が存在しないみたいな文句。「だからトラブルが尽きないんだろうが!」と思ってしまいます。問題は「自分とこのモデムを認識出来ない接続キットだっつうの!」 ふーっ…。

繋がってる方のPCで、ipconfig /all で色々確認して、もう一台との違いを比べながら、DNSなんかを変更して再度挑戦。でもやっぱり駄目。
マニュアルには、「接続キットを使わない場合」なんて言うのが載っていて、それには「DNSとドメインを指定、ログインの後には〇△を付加する事」って書いてあるから、その通りに入力してるのにどうして繋がらないの?

こうなったら破れかぶれ!「英語版接続キットをインストールして、そこから手動でフランス用に書き換えよう!」という暴挙に出てしまいました。そして、気が付くとモデムのADSLランプがずっと点滅したままになってしまったんです!
一抹の不安が頭を過ぎりました…

まさか…壊れ、否、壊しちゃった???

そんな事になったら身も蓋もないですよね。それでマニュアルの中を探したんですけど…ど、どうして、何も書いてないの?序にISPのサイトにも何にもないジャン!

途方に暮れて、持って来たCD-Rを見ると、英語の接続キットの中にマニュアルがあるのを発見。藁をも掴む思いで、該当項目がないか探しました。「モデムを出荷時の状態に戻す」これだ! ハード・リセットしたら無事また繋がるようになりました(ホッ)。

気を取り直して、 再度トラブル・シューティングの閲覧続けました。そして、とても興味深い項目を見つけたんです。

Windows XPに於いて、接続キットを使用せず手動で接続を設定するには、TCP/IPとDNS は自動取得に設定する。

一体どういう事?これってマニュアルに書いてある事とまるで正反対じゃないの?
今迄馬鹿正直に入力していたDNSって不要なの?

「一息入れませんか~♪」と優しいお言葉に甘え、また小休止。時計を見るともう16時を回っていました。
わざわざ僕のために焼いてくれたマドレーヌを頬張りながら、このままじゃ、食い逃げだよな~と思いました。だって何時間も弄くって、何も解決しないどころか、モデムが壊れかけたんですからね(^^; 全く申し訳ない(T_T)

最後にもう一度、今度は不要な値を入力せずにWindowsのインターネット接続ウィザードで手動設定。そして、世紀の一瞬! 「接続」をクリックすると… 繋がったぁ! パチパチーッ! \(^o^)/

「目から鱗」ってこういうのを言うんですかね。それまでの徒労は一体何だったのか、ただただ奇跡のようでした。しかし、何なんですかね。繋がらなくて困ってる人というのは、手元にあるマニュアルだけが頼り、サポートに電話してもなかなか繋がらない上に、全然埒が明かず、しかも高額な通話料金、もっと情報が欲しくてもネットに繋がらないから、サイトのトラブル・シューティングすら閲覧出来ないと言うのに…。
しかし、朗報ですよWanadooでお困りの皆さん!(←言っちゃったぁ!) 接続キットが文字化けで使い物にならなくとも、手動設定でも繋がるんです! しかも、その方が変なインターフェースの部分的な欠落、文字化けも見なくて済みますよ~! すんごく疲れましたけど、やっと問題が解決してホントに良かったです(^^)

最後まで読んでくださった皆様、お疲れ様でした&有難うございましたm(_)m

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