フランスにおける日本アニメの人気は衰えるところを知らない。『ハウルの動く城』に続いて、2月9日(水)からは高畑勲監督の『じゃりん子チエ』(1981年)が公開されている。
でも、「チエ」と言う名前をフランス語表記するにはやはり問題があったようで、「Kié」(キエ)となっている。 「チエ」をそのままローマ字で書くと「Chie」となるけれど、 フランス語だと「シエ」と発音され、「ク○をたれる」を意味する “chier” と言う動詞の変化形なのだ。幾らなんでもこれではマズいだろう(^^;
日本人の名前に限った事ではないけれど、言語によって誤解を招かざるを得ない場合があるのだ。 ○×勝男(カツオ)君は、初めてのヨーロッパ旅行、降り立ったローマ・ フィウミチーノ空港の入管で、パスポートを提示したらいきなり係員が噴出してしまったそうだ。綴りは違うけれど、イタリア語で男性性器を意味する言葉と発音が酷似しているからだ。それ以来、イタリアの行く先々で笑われた勝男君は、色々考えた末に、自己紹介の時本名は名乗らずイタリア男子名で「ヴィットーリオ」 (vittoria=勝利)と言う事にしたらしい。 これなら意味もちゃんと通っているしね。 一方、「千尋」と言う名前は、イタリア語読みすると「キイロ」、フランス語読みすると「 シイロ」となってしまう。今や『千と千尋の神隠し』で一躍有名になってしまったので、 昔ほどの混乱はないだろうけど、イタリアに住んでいる頃知り合った△○千尋さんは、いつもイタリア人から「 キイロ」と呼ばれると嘆いておられた。 まっ、日本には「キエ」さんもちゃんと存在するから、『じゃりん子キエ」でもいいっか(笑)。
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