Damnsmall Linux 3.0.1

先日ちょっと触れたDELLのInspironの続きなんですが、あの後、結局Windows98 + Office97 と言う組み合わせで一応システムを再構築しましたが、セキュリティ面から考えるとヤバ過ぎるので、Linuxを入れることにしました。

Damnsmall Linux 3.0.1今回選んだ「Damnsmall Linux」(DSL)は、OSの総容量がたったの49MBで、CPUは486DX、メモリーは16MBと言う低スペックのパソコンでも動作可能です。 また、Knoppixと同様、DebianをベースとしたCDからブートするLinuxですが、HDDやUSB メモリーにインストールして使うことも可能です。
問題はメモリーをどうやって誤魔化すかですが、これも起動時に「mem=28M」と言う風にメモリー使用量を指定する事が出来るので、この怪しいラップトップでも大丈夫なんです(笑)。ブートローダにはLILOとGRUBのいずれかを選択する事が出来ますが、GRUBを使えば起動オプションを変更するのもLILOに比べ楽なので、インストール後にホームディレクトリをシステムとは別のパーティションに移動する事も簡単に出来ました。

メモリー使用量上の写真は、OS起動後にブラウザのDilloを開いてディストリビューション情報を読みながら、マルチメディアプレーヤのXMMSでmp3を聴いているところです。 そして勿論、画面はSXGA+で表示しています! この状態でメモリー使用量は16.7MBですが、スワップも十分過ぎるほど確保してあるのでまだまだ余裕です。
アプリケーションは他に、ワープロ、表計算、ペイント、ゲーム等を始め、FirefoxやAdobe Readerも入っていますが、こんなOSがもっと以前からあったら、うちの初代デスクトップにも使えたのになあと、ちょっぴり残念思ったりもします(^^;

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