『借りぐらしのアリエッティ』

「ティレジアスの乳房」2回目の公演は日曜日と言う事もあり午後でしたが、リヨンでいつも16時開演に慣れていると、15時開演だった今日はちょっぴり大変でした。何しろ、楽屋入りが13時半だったものですから、お昼ご飯をゆっくり食べている時間もなければ、食後に一休みも出来ないので、結局、ちゃんとは食べられませんでした。

G.P.と初日に思わぬハプニングに見舞われたわけですが、今日は一応ちゃんと時間通りに始まりました!が、しかしです。ショスタコーヴィチ、ミヨーと順調に何事もなく進行していたんですけど、「ティレジアスの乳房」のプロローグが始まって少しすると、舞台上の照明がバッと消えてしまったんです!あれは停電だったんでしょうか?そのまま暫くは備蓄の非常電源による非常灯のみが点いていました。また、オケピットの中も数分灯りがなくて暗かったですね。それでも演奏を中断しなかったのは凄いと思います。
幸い、テレーズのアリアの終盤で元通りに戻り、そのまま本番終了まで漕ぎ着く事が出来ましたけど、「これは何かの呪いだ!」、「この曲は祟られているに違いない!」とか言う人も中にはいました(笑)。明日は3回目の公演。今度こそ何も起こらないと良いんですけど…(^^;

借りぐらしのアリエッティさて、ジブリの「借りぐらしのアリエッティ」が12日(水)からフランスで公開が始まるようです。写真は、地下鉄の通路で見つけたポスターを携帯で撮ったものですが、街中のあちこちで同じ物を見かけます。
フランス語の映画タイトル “Arrietty et le petit monde des chapardeurs” は、原作小説の仏題である “Les Chapardeurs” に由来するみたいです。
また、主題歌を担当したのが、フランス人歌手でケルティック・ハープ奏者でもあるセシル・コルベルだった事もあり、ジブリ・ファンが多いフランスでも話題になった作品なんですよ。待望の公開と言うところでしょうか(^^)

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