昨日、ワーグナーの「パルシファル」の初日がやっと開きました。
昨夜は初日とは言えども本来初日が行われるべき日ではなかったので、観客の反応がちゃんとありました(いつも初日の観客は大人しくて反応がよく分からないので…)。
終幕後のカーテンコールでは拍手に混じってブーイングもありましたからね。これってとても大切な事だと思うんです。この事実を真摯に受け止め、更に良い演奏を目指すのが僕達の努めですからね。
因みに、ワーグナーが全幕を通して拍手を禁止したことから、現在でもバイロイト音楽祭などではその慣習がまだ残っているようです。クナッパーツブッシュのライブ録音を聴いても拍手が全くないのが分かります。
写真は同僚(エキストラ)からの差し入れ。昨日はメイクの順番が17時だったので16時45分頃に楽屋入りしたんですが、その時にはもう既にアップライト・ピアノの上に置いてありました。この方は初日の度に毎回欠かさず(勿論本人がやっている時)こうして差し入れをしてくれるんですよ。皆甘い物が好きなので、あっと言う間になくなりました。感謝(^^)
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マーシャ
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ひでさん、こんばんわ。
今日の公演を観賞させていただきました。
第2幕の貞子達には驚かされました(「リング」という日本ホラーの代表作です)。その上、あのmise en sceneは全く予想外でした。
正直なところ、かなり長いので退屈するかと思っていましたが、次はどうなるのかと目を離せなくて、最初から最後まで退屈することなく、しっかり見届けました。
では次もBon courage!
Malikaさん、こんにちは。
> 「リング」という日本ホラーの代表作です
「リング」は勿論、知っていますよ。小説も全部読んだし、連ドラ、スペドラ、映画、米リメイク版も全部観ましたよ~(^^)V
> その上、あのmise en sceneは全く予想外でした。
近頃の演出は、台本とはかけ離れて独創的な場合が多々あるので、まるで違う物と認識するようにしています。大体、このオペラのストーリーは聖杯騎士の物語、キリスト教と密接に関係していますから、今回の演出では不可思議な点が数多く見受けられた事と思います。また、第2幕は本来クリングゾルが魔法をかけた「花園」ですからね…(^^;
> 最初から最後まで退屈することなく、しっかり見届けました。
僕らは退屈で退屈で死にそうですが…(笑)