清潔な街づくり

これはリヨンの隣町、ヴィルルバンヌ市のあちこちで最近見かける市の広報なんですけど、歩道を犬の糞から守る為に、どうやら新しい対策に乗り出したようです。
だいぶ前のエントリーでも書いた事があるんですけど、フランスは歩道、車道を問わず至る所に犬糞が転がっているんです。それが故に思わず踏んでしまった通行人が「メルドゥ!(クソ!)」と舌打ちする場面に僕もよく出くわしますが、全くその通りなんですよね。笑っちゃいけないと思いつつも、どうしても笑ってしまいます(^^;
近頃では犬の公衆便所も随分増えましたが、それを処理する衛生課の係の人や、公道を掃除する係の人達も大変なのでしょう。脱糞したそばから飼い主自身が責任を持って処理すれば、経費の節減にも繋がって一石二鳥と踏んだのかもしれません。

Faites un geste !“ご主人は私に歩道で用を足せと強制する。今日は、声を大にして言いたい。”

彼が告発する前に糞を拾ってください!

ヴィルルバンヌ


実際には2枚で1組のこのポスターの1枚目には、「清潔な街づくりの為に善行を!」と書かれているのですが、糞のない歩道を実現する為の3つの手順が同市の広報誌に載っていました。

1.犬の散歩の時は袋を1つ忘れずに!
2.糞便を拾って…
3.袋をしっかりと縛り、お近くのゴミ箱へ!

日本ではすっかりお馴染みの犬のお散歩スタイル(もしかして日本人は割り箸も持って出掛ける?)、フランス人にも出来るかな~(^^)

カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき タグ: パーマリンク