今日の午後はブリテンの「カーリュー・リヴァー」のG.P.を観に、セレスタン劇場へ行きました。平日の午後にも拘らず劇場関係者以外の方々も多く、ちょっと不思議に思いました。
セレスタン劇場はリヨンに現存する唯一のイタリア様式の劇場で、普段は演劇の上演に使用されています。今回はオペラ座の「日本フェスティヴァル」に伴い、オペラ座だけでは演目を上演しきれないので、この作品はこちらでの上演となりました。
「カーリュー・リヴァー」は、1956年にブリテンが日本を訪れた際に鑑賞した、能の「隅田川」を基としており、能のもつ劇的な要素ばかりでなく、演劇に於ける能の取り扱いも取り入れられています。教会上演用寓話として作曲されたものの1つで、僕がまだ日本にいた頃に演奏した際にもやはり教会で上演されました。
今回の演出は本来ブリテンが意図したものとは違い、劇場での上演と言う所為もあって、かなり斬新。とても興味深く観劇しました。
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