先日、オペラ座のコーラスマスターが何かの例えにブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番」の話をしました。
この曲を僕が初めて知ったのは大学受験の頃で、ヴァイオリン専攻だった友人が、ある時、自身が最も好きなヴァイオリン協奏曲なのだと熱弁をふるいながら、録音を聴かせてくれたのです。それ以来、僕にとって他のどのヴァイオリン協奏曲よりも好きな1曲となりました。
その後、志望校がそれぞれ違ったので大学に入ってからは殆ど会う機会はありませんでしたが、卒業後、彼は在京のオーケストラの一員となり、僕は当時既に藤原歌劇団で歌っていたので偶然の再会を果たしました。
しかしながら思い出のあの演奏が、四半世紀以上も経った今となっては一体誰によるものだったのかまるで思い出せません。でも、久し振りに聴くヴァイオリン協奏曲のソリストに、僕は迷わずヤッシャ・ハイフェッツを選んでいました。
その後、5~6人違う演奏を聴きましたが、結局、またハイフェッツに戻って来ました。何れも決して悪くはないんだけれど、それでもやはりハイフェッツの演奏とは比べ物になりません。尚、このCDにはハイフェッツが好んで演奏した、ブルッフの「スコットランド幻想曲」も収録されています。
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