ちょうど14ヶ月

ちょうど14ヶ月
無事、ヴェルディ「レクイエム」の本番を終えて帰宅したのは零時50分!
流石に疲れていたので、着替えて片付けを済ますとそのまま寝てしまいました。
今朝もまだ身体がだるかったのですが、天気が昨日までと一変してどんよりとした曇り空だった所為もあるのかも知れません。
シーズン最初の予定では今日エクサン・プロヴァンスへ向かう筈だったのですが、それが来月初めに変更になったので、午後に退院後1年の検診の予約を入れることができました。全くの偶然ではありますが、奇しくも今日で事故からちょうど14ヶ月を迎えたんですよね。月日の経つのは早いものです。

待合室で順番を待っている間、今日は救急搬送されて来た怪我人が二人もいました。診察室と処置室が同じフロア内にあるので、こういう場面に遭遇するのは回避できません。自分もこうして搬送されてきたわけですが、漏れ聞こえてくる叫びに近い声は、居た堪れない気持ちになります。

前回の健診時と比べるとだいぶ良くなってはいるものの、思いの外、傷の回復度合いは遅く、残念ながらまだ完治には至っていません。それで、少し治療方法を変更して暫く経過をみることになりました。
この窓から見える景色は、少なくともまだもう一回は見ることになりますね。

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「レクイエム」〜本番

「レクイエム」〜本番
今夜はいよいよヴェルディ「レクイエム」の本番です。
この公演は、リヨンのフェスティヴァル “Nuits de Fourvière” とオペラ座との共催で、リヨン・オペラ座管の創立40周年を記念して行われるものです。
指揮はダニエレ・ルスティオーニ。ソリストは、マリアンジェラ・シチリア(ソプラノ)、エカテリーナ・グバノーヴァ(メゾソプラノ)、サイミール・ピルグ(テノール)、ミケーレ・ペルトゥージ(バス)。

開演は22時。フルヴィエールの丘の古代ローマ劇場にて行われます。

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今日のディナー

今日のディナーは手抜きをして、日本食レストランのお持ち帰りメニューをいただきました!

値段は17,80ユーロするので決して安くはないのですが、美味しい日本食をこうしていただけるのは嬉しいです。それに、お味噌汁とデザートも付いていて、とてもお腹がいっぱいになりました(^^)

今日のディナー

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「レクイエム」〜オケ合わせ

今日のリヨン・オペラ座は、ヴェルディ「レクイエム」のオケ合わせ第1回目が午後に行われました。

いつもならオケ合わせはオペラ座の舞台上か、リヨン7区にあるオーケストラの練習場で行われるのですが、今回は何故かオペラ座の地下5階にあるリハーサル室です。

現在のリヨン・オペラ座は、1989年から1993年にかけて建築家ジャン・ヌヴェルの設計により改築・拡張工事が行われたのですが、その際、この地下5階のリハーサル室はオーケストラの稽古場として作られました。しかし、それがどういう経緯かは知りませんが、工事期間中に使用していた7区の練習場にオーケストラはそのまま留まり、以来、主にオペラ・バレエ公演の立ち稽古に使われているというのが現状です。
僕のリヨン・オペラ座との契約は1997年3月が最初ですが、ここにオーケストラが入って稽古するのは今回が初めてですからね。

「レクイエム」〜オケ合わせ

スペース的には天井は地下3階まで数十メートル抜けているので、ある程度の開放感がありますが、今回のような大所帯の演目には床面積が足りません。そして、何よりヴェルディのトリプルフォルテには狭過ぎて不向きです。

リヨン・オペラ座は、劇場自体がそれほど大きくないので、ワーグナーなどの作品を上演する際には、オーケストラの編成が縮小されることがありますが、それでもこのスペースでの稽古は不可能でしょうね。
オーケストラがここを稽古場としなかった本当の理由が何なのかは分かりませんが、スペースの問題は関係があるのかも知れません。

明日の午後、2回目のオケ合わせに続いて、夜にG.P.もここで行われます。

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「銀次」って何だよッ!?

「銀次」って何だよッ!?
こちら、今日のリヨンは日中最高気温が26℃まで上がり、少しばかり暑い一日でした。
花粉が舞う時期は一応落ち着きましたが、うちのアパートの駐車場は花粉が溢れていて、まるでお祭り騒ぎの後のようです(笑)。

さて、マーシャが亡くなって二年余り、すっかりブログの更新が滞り気味です。もう猫を飼う気にはなれずにいますが、猫が好きなことに変わりはありません。
近所で猫を見かけては意味もなく嬉しくなって声を掛けずにはいられないのですが、少し前からうちのアパートの敷地内を闊歩する猫が気になってしかたありません。
そのどっしりとして見た目と汚れ具合からは、野良なのか飼い猫なのか判別が付かないのですが、体格が良いので、ひょっとしたらどこかのお宅で飼われているのかも知れませんね。
それで、この子のことを我が家では「銀次」と勝手に名付けて呼んでいます。茶猫ってなんかこの名前がしっくり来る気がしてならないんですよ。しかも、花吹雪ならぬ花粉吹雪にまみれてなんか渡世っぽい雰囲気もカッコいいし(笑)。

この子を見かけると必ずと言って良いほど「銀次!」って声を掛けるのですが、そんな時、必ず振り返っては「銀次って何だよッ!?」って言いたそうに怪訝な顔を向けるんです!
彼にしてみたらそりゃそうなんですよね。僕らは日本人だからこれが名前だって分かりますけど、多分リヨン生まれのこの子にはそれが何なかも分りゃしない。それに、もしかしたらちゃんとした名前があるのかも知れないしね。それなのに、知らないオヤジから「銀次!」って声を掛けられるのですから、驚き半分、怒り半分と言ったところでしょう(笑)。
でも、いつか自分のこと「銀次かも?」って思い始めたりしたら面白いんじゃないかなと思ったりして、「お声がけ」は続けていきます(^^)

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