マーシャの精密検査の結果が分かったので、昨日、オペラ座の稽古に出掛ける前、マーシャを獣医さんのところへ連れて行きました。
月曜日の段階で抗生物質とステロイド剤の注射をしてもらったので、その夜にはとても調子が良くなったのですが、久し振りに発作を起こしてしまったことで、数値がまた少し上がっていました。これから約1ヶ月ステロイド剤を投与することになりました。自分たちで薬を飲ませなきゃならないので大変ですが、その代わり入院しなくても良いと言われたので、その方がマーシャのためにも良いでしょうね。
そして、娘は夕方の便でイギリスへ帰る予定でした。その為にオペラ座の午後の稽古は休みをもらって空港まで送って行きました。チェックインカウンターでは予定より30分位遅れると言われ、「いつもより早いじゃん!」と喜んだくらいでしたが、次第にその遅れはとんでもない事に・・・。
娘と別れて、帰りのローヌエクスプレスの中で運行状況を確認すると、30分どころか4時間半に膨れ上がっていたんです!
航空会社のサイトで確認すると、どうやら乗務員の一人が勤務できなった云々と書かれていました。ついこの間もマンチェスター発のスペイン行きの便でパイロットが勤務できなくなったというニュースを見たばかりで、「まさかそんな風にならないと良いねぇ〜」と話していたんですよ。そのまさかに当たってしまったということなんでしょうか?
流石に4時間半も遅れるとロンドン着もかなり遅くなるので、それからの移動も心配になります。幸い、ガトウィックエクスプレスは深夜遅くまで運行しているので、どれかには乗れる可能性はありましたが、ロンドン近郊で事故があって遅れているなんていうのを娘に教えたらら、「これは『13日の金曜日』の呪いに違いない!」とか言い始めるし・・・(^^;
結局ロンドンには6時間以上も遅れて現地時間の零時25分頃到着。スーツケースを受け取った後、空港駅まで移動して時刻表を確認すると、次のガトウィックエクスプレスまで40分待ちだったようです。そして、「携帯のバッテリーが残り1%しかない!」というメッセージを最後に連絡が途絶えてしまいました。
次に連絡があったのは、アパートにやっと着いたというメッセージでした。この時、ロンドン時間の2時55分。やっと長い一日が終わりました。
今朝はロンドン時間の10時頃にメッセージがありましたが、まだ疲れているからもう少し寝ると言っていました。この間以上にとんでもない長旅でしたからね。
この夏は家族皆それぞれが飛行機の遅延の被害に遭いましたが、娘のケースが一番酷かったですね。今回は当然払い戻しの対象になりますが、手続きには1ヶ月位かかるそうです。