ヴィクトル・ユーゴーの家

ヴィクトル・ユーゴーの家パリ滞在もいよいよ今日が最終日。今朝はマレ地区の一角、ヴォージュ広場にあるヴィクトル・ユーゴーの家を訪れました。
マレ地区はパリの中でも古い町並みが残る歴史的な地区で、このヴォージュ広場はかつてロワイヤル広場と呼ばれ、パリの中でも最も美しい広場の1つと言われています。ユーゴーが1832年から16年間住んだアパートメントは、1902に改装され現在 “La Maison de Victor Hugo” として公開されています。
幼少期のユーゴーを始め、彼を取り巻く家族達の肖像画、直筆の作品や手紙、また、愛人ジュリエットと共に2人の住まいを中国風に仕上げたものを復元した「中国風サロン」等があります。
ユーゴーはここで数多くの作品を出筆しましたが、その中にはヴェルディの歌劇「リゴレット」の原作となる「悦楽の王」 “Le Roi s’amuse” (1832年)、ドニゼッティの歌劇「ルクレツィア・ボルジア」の原作 “Lucrèce Borgia” (1833年)等もあります。また、ここにはヴェルディの歌劇「エルナーニ」の原作となった “Hernani” (1830年)のオリジナルの一部も展示されています。そして、名作「レ・ミゼラブル」(1862年)の大半も、ここで書かれているそうです。

Spontiniユーゴーの家を後にして、折角なのでマレ地区一番の目抜き通り、フラン・ブルジョワ通りを散策。ここには有名ブランドのブティックを始め、カフェ、レストラン、雑貨店等が沢山軒を連ねていますが、看板とまるで違う物を売る店があったので写真に撮ってみました。
Boulangerie = パン屋、Pâtisserie = お菓子屋。でも本当(?)は、スポンティーニと言う名前の紳士用プレタポルテのお店でした(^^)

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