今夜のリヨン・オペラ座は、ドヴォルザークの歌劇「ルサルカ」のG.P.です。
奇才ステファン・ヘルハイムの過激な演出にリヨンの聴衆が、どのような反応を示すのか非常に興味があります。この作品の基ともなったアンデルセン作「人魚姫」やフーケ作「ウンディーネ（水の精霊）」を想像して来たら大変な事になります！ 聞くところによるとチケットを予約・購入した方の中には、演出内容を知ってキャンセルした方もいたそうですからね。まるで別物と考えた方が良いです（^^;
少なくとも今回の「ルサルカ」の演出は決して子供向けではないですから、幼いお子様連れの方は「王様と私」の公演（12月16～28日）へお出掛けください。
※写真は第二幕からのカットで、2012年3月ブリュッセルのモネ劇場に於ける公演時の物。尚、同公演を収録したDVD＆Blu-rayがEuroArtsより9月末にリリースされています。
