「後宮からの誘拐」 ~ 初日

今日のリヨン・オペラ座は、モーツァルトの歌劇「後宮からの誘拐」の初日。7月15日迄全11回公演です。
指揮ステファノ・モンタナーリ、演出ワジディ・ムアワッド。配役はジェーン・アーシバルド(コンスタンツェ)、シリル・デュボア(ベルモンテ)、ミヒャエル・ラウレンツ(ペドリロ)、ヨアンナ・ヴィドルスカ(ブロンデ)、ダヴィド・シュテフェンス(オスミン)、ペーター・ローマイヤー(セリム)。
今回ムアワッドによる新演出は、序曲の前にプロローグと称して後宮から戻った後の1シーンが付け足されています(約15分)。それにより回想するような形でストーリーが展開して行きますが、この作品が音楽以外の部分がセリフで補われて進行するジンクシュピール “Singspiel” であるのを利用している為、セリフ部分が適宜書き換え、加筆されており、一般的な上演時間より30分ほど長くなっています!

「後宮からの誘拐」~舞台より

※ 写真は今演出の新しい試みである「プロローグ」からのカットです。

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