娘は一晩ホテルで過ごし、今日チューリヒ経由で無事日本へ発ちました。
一時はどうなるかと心配でしたが、これでひとまず安心。あとは明日の朝、家内が迎えに行く予定です(^^)
さて、今年3月に「ディドとエネアス、リメンバード」公演に参加したメンバーは、ドイツの工業都市ボーフムを中心としたルール地方で開催されているルールトリエンナーレ “Ruhrtriennale” 出演の為、既に先週から仕事を再開しています。そして明日、デュイスブルクの劇場で初日を迎えます。
その他のメンバー、とりわけ「兵士」のパートを受け持つ男声は今日からロッシーニの歌劇「ギヨーム・テル」の音楽稽古が始まりました。
「ギヨーム・テル」は日本では「ウィリアム・テル」というタイトルの方がお馴染みですが、この作品は仏語のリブレットに基づいた「グラントペラ」 “Grand Opéra”である為、「ギヨーム・テル」 “Guillaume Tell” が正式なタイトルになります。また、同作品のイタリア語版は「グリエルモ・テル」というタイトルです。
一見、ちょっとややこしいですが、この「ギヨーム・テル」がリヨン・オペラ座の今シーズン第1作目のオペラ公演になります。
今日は稽古初日だったので、「兵士」のパートだけをざっと譜読みしただけ。それだけでも結構な量だと感じたのに、上演時間が4時間にも及ぶ作品なので、他のパートも合わせるとハンパないですよ(^^;