オペラ座の仕事再開

「ベアトリスとベネディクト」〜ヴォーカルスコア
今日から7月11日まで、フランスは外出制限緩和政策が第3段階に入りました。
これには保育園から中学校まで授業全面再開、映画館の再開、アマチュア・スポーツの許可、スペインとの国境封鎖解除などが盛り込まれました。

そして3月17日以降、外出禁止令により禁止されていたオペラ座の仕事が、約3ヶ月振りに今日から再開されました!
差し当たって今日は、オペラ座の新シーズン第1作目となる12月公演のベルリオーズの歌劇「ベアトリスとベネディクト」の音楽稽古が行われました。しかし、一度に集まれるのは指揮者とピアニストを含めて10名までに限定されているため、これから暫くはパート毎の稽古になります。
しかもオペラ座のリハーサルスタジオは十分なソーシャルディスタンスを確保できないため、オーケストラの稽古場でやっと10人という感じ。普段ならオケ、合唱、ソリストなどを合わせると200人近い人数でリハーサルする場所でやっとですから、仕事をする上でのソーシャルディスタンスは結構厳しいですよ。

各歌手との間はプレキシグラス(アクリル製)のパネルで仕切られていて、お互いが不用意に接触しない工夫が施されています。本来はお互いの声を聴くというのも合唱の仕事なので、果たしてこんなやり方で良いのかどうかは疑問。加えて、パート毎の譜読みだけならまだしも、(感染状況が)どの段階になったら全声部一緒に「合唱」ができるようになるのか、いざこうして仕事が再開されても、結局のところ、これから先のことはまだどうかるのか分からないというのが現状です。

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