ヴェルディ:歌劇「オベルト」

ル・コルム
ネットを徘徊していてとても懐かしい録音を見つけました。と言うか、この録音の存在すら知らなかったんですけど、それは1995年7月にモンペリエのル・コルム(写真)で行われたヴェルディの歌劇「オベルト、サン・ボニファーチョ伯爵」の公演(演奏会形式)です。
これはニースとモンペリエの歌劇場共催よる公演で、指揮は当時ニース歌劇場の音楽監督だったクラウス・ヴァイゼで、歌手陣はカルロ・コロンバーラ(オベルト)、ミシェル・ラグランジュ(レオノーラ)、マルティーヌ・デュピュイ(クニツァ)、ガブリエル・サデ(リッカルド)、クラウディア・マルキ(イメルダ)という配役。オーケストラはニース・フィルハーモニア管、合唱はニース歌劇場とモンペリエ歌劇場でした。
「オベルト、サン・ボニファーチョ伯爵」は1839年11月にミラノ・スカラ座で初演された、ヴェルディの記念すべき第一作目のオペラです。初演の大成功によりスカラ座の翌年のシーズンでも上演されました。そして、他のヴェルディ作品と同様、今日も世界中で上演され続けている作品の1つです。最近では、今年4~5月のミラノ・スカラ座での公演がまだ記憶に新しいですね。

モンペリエ公演の当時、僕はまだニース歌劇場にいましたから、勿論、この公演にも参加していますが、公演が終わってから皆で(指揮者も一緒に!)飲みに行ったのを懐かしく思い出しました(^^)

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