チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール 」 〜 スカラ座 ’89

「アドリアーナ・ルクヴルール」 〜 スカラ座 '89
先週末は日中最高気温が35℃を超え、流石にクーラー無しではいられなかったので、ついにこの夏初じめて。
ところが、昨日からまた気温がグン!と下がって最高でも23℃しかないという変わりようで、なんだかもう夏が終わってしまったのかと思われるほどです。

さて、今日は朝からどういうわけだか、チレアの歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」第4幕でアドリアーナが歌うアリア「哀れな花よ」 “Poviri fiori” が頭の中で鳴っていました。
何故なのかは良く分からないんですが、最近、こういう短調の曲が頭の中に浮かんではずっと繰り返しているということが多いんですよ。
夕方、ネット検索していたら、1988-89年のシーズンにミラノ・スカラ座での同公演がDVDになっているのを見つけました。序でにYouTubeでも見つけてしまったので見入ってしまいました。

1989年6月1日にイタリア入りして、2〜3日ローマで過ごした後、ミラノに向かったわけですが、住む家が決まってまだ何日も経っていない頃、実はこの公演を観に行ったんです! 勿論、収録日とは違う日でしたけどね。
「アドリアーナ・ルクヴルール」は確かあのシーズンのスカラ座の最終演目だったと思いますが、生まれて初めてのスカラ座で、しかも天井桟敷で観たのがこの作品でした。

そして、肝心のアリア「哀れな花よ」ですけど、スカラ座管を指揮するガヴァッツェーニのテンポの揺れ、音の強弱、フレーニの声がまさしく朝からずっと頭の中で鳴っていたそれと同じでした。
こういう感じってどう言ったら良いのか上手い表現が見つけられませんが、失くしてしまった物をふとしたきっかけで見つけた時の喜びと言うのか、原点回帰のような感じがしてとても懐かしかったです。

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