16日深夜に福島県沖で発生した地震の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
昨日は「狂える焔」のG.P.がありましたが、丁度、夕方オペラ座へ出掛ける前に地震発生のニュースを知ったので、もう気が気ではありませんでした。
既に日本は真夜中だったので無理もありませんが、すぐに母にメッセージを送ってみましたが返事はなく、11年前の記憶が蘇りとても心配でした。
G.P.が終わって帰宅後、日本時間の朝8時を回った頃に今度は電話を試みましたが通じませんでした。このまま一晩様子を見るしかないと諦めつつベッドに入ったのですが、仏時間1時半頃でしたでしょうか、突然電話が鳴ったので慌てて飛び起きて出ると母からでした。
皆無事だったことを知り、その後は安心して眠りにつくことができました。
そう言えば、ここリヨンでも数日前に地震があったらしいのですが、僕は全然気が付きませんでした。
さて、こちらフランスは約1年振りにサハラ砂漠から砂が飛来し、火曜日には各地で空がセピア色に染まるという現象が起こりました。
ここリヨンも朝に窓を開けると空はセピア色に染っていて、駐車場や路上の車は砂を被っていました。前日、既に目や鼻に違和感があったのは、きっとこの所為だったのかもしれません。
加えて、ここ数日は少し肌寒いですが、リヨンの中心部にある商工会議所前の広場の木蓮の花が、一週間程前はまだ蕾だったのにいつの間にか咲き始めていました。
まだまだ寒いと感じながらも、日々、春めいてきている今日この頃です。