モーツァルトの「レクイエム」の本番が終わり、昨夜帰宅したのは夜中の1時近くでした。幸い、同僚の運転する車に同乗させてもらったので、これでも予定よりも早く帰る事が出来たんです。主催者側で用意してくれていた送迎バスの出発予定時刻は午前零時でしたから、少なく見積もってもあと1時間は遅かったでしょう。聞くところによるとフランスの貸切バスの運転手は、1度に運転する走行時間は何時間でも良いんだけど、目的地に着いた後で次に走り出すまでに少なくとも9時間のインターバルが必要なんだそうです。昨日はサン・ポール・トロワ・シャトーを13時半に出発して、アルデュ県のソワイヨン音楽祭が開催されている町に着いたのが15時だったので、この計算で行くと当然の事ながら運転再開は午前零時と言うわけだったんです。以前、このインターバルはもっと大雑把だったらしいんですけど、最近、勤務規定が改正されたとかで、主催者側もこの事について知らなかったようです。この9時間の壁を取っ払うには、少なくとも2人の運転手を雇う必要があるわけですからね。
そして、ついに今日からやっと夏休みになりました!エクサン・プロヴァンス音楽祭の後、「ポーギーとベス」、そして、モーツァルトの「レクイエム」という具合に本番が続いたので、ホントに待ちに待ったと言う感じです。ただ、8月中旬にはもう既に仕事が入っているので、いつもに比べると2週間余とかなり短めですが、それでもある程度まとまった休みは嬉しいですね~\(^o^)/
早速マーシャに、「宜しくニャ~!」と挨拶したら、甘噛みとも本気とも付かないくらい手荒な洗礼を受けましたが、これって一体何を言いたいんでしょう。まさか怒ってるとか…(^^;