「カプリッチョ」~H.P.

L'AVANT-SCÈNE OPÉRA
今日のリヨン・オペラ座は、午後にシュトラウスの歌劇「カプリッチョ」のHPが行われました。
そして、リハーサルもいよいよ大詰め!日曜日のG.P.を残すのみとなりました。

写真は、フンランスで販売されているオペラ対訳シリーズ “L’AVANT-SCÈNE OPÉRA” の「カプリッチョ」(第152号)です。
この対訳シリーズは、リブレットの対訳の他に、曲目解説、上演記録、多数の舞台写真等が載っていて、色々と参考になります。
表紙になっているのは、1987年にボローニャ市立歌劇場に於ける珍しいイタリア語上演からのカットで、この時、伯爵夫人マドレーヌを歌ったライナ・カバイヴァンスカです。
このプロダクションの再演が1991年5月にもう一度ボローニャでありましたが、そのドレス・リハーサル時の映像が海賊版で出回っています。
ルカ・ロンコーニのロココ調の舞台・演出が素晴らしく、フラマン役を歌ったブルース・フォードもとても良いですが、何と言ってもカバイヴァンスカが凄いです。僕が今まで聴いたマドレーヌ役の中で、一番良いかもしれません。

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