昨日で夏休みが終わり、今日からオペラ座の稽古が始まりました。
今週は主にブリテンの歌劇「ピーター・グライムズ」の音楽稽古。公演は来年の4月なので随分気が早いのでは?と思うのですが、決して易しい作品ではないですからね(^^;
1945年7月にロンドンで初演された「ピーター・グライムズ」は、ブリテンの最初のオペラにして最高傑作と言われる作品ですね。
因みに、「ポール・バニアン」(1941年)を最初のオペラとする文献もありますが、この作品は厳密にはオペレッタに分類されるので、やはり「ピーター・グライムズ」が最初のオペラという事で間違いないでしょう。
写真のCDは、コリン・デーヴィス指揮、ジョン・ヴィッカーズ(ピーター)、ヘザー・ハーパー(エレン)、ジョナサン・サマーズ(バルストロード)、エリザベス・バインブリッジ(アーンティ)他、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管&合唱団による1978年の録音です。
僕はピーター・グライムズと言えば、このジョン・ヴィッカーズが先ず最初に思い浮かんでしまうのですが、今回のテノールはどんな歌を聞かせてくれるのでしょうか...。
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