今夜、リヨン・オペラ座はモーツァルトの歌劇「イドメネオ」の初日です(2月6日迄、全8回公演)。
指揮ジェラール・コーステン、演出マルティン・クシェイ、主な配役はロター・オルディニウス(題名役)、ケイト・アルドリッチ(イダマンテ)、エレナ・ガリツカヤ(イリア)、インゲラ・ブリンバーグ(エレットラ)、ジュリアン・ベール(アルバーチェ)他。
1781年「イドメネオ」のミュンヘン初演版のイダマンテ役の声種はカストラートで書かれていますが、その後、1786年ウィーン上演時にはテノールに書き換えられています。つまり「イドメネオ」にはこの2つのバージョンが存在するわけですが、所謂このウィーン版の録音にはイダマンテ役をペーター・シュライヤーが歌ったベーム盤(1979年)、ジェリー・ハドレーが歌ったハイティンク盤(1983年)等があります。ところが、この30年間余りはカストラートのパートをメゾ・ソプラノが歌うことが非常に多く、ウィーン版が上演される機会は極稀となり少々寂しく思います。
因みに、今回のプロダクションの初演が行われたコヴェント・ガーデン王立劇場でイダマンテ役は、カウンターテナーによって歌われましたが、今回リヨン・オペラ座公演では、前回1999年の公演同様メゾ・ソプラノによって歌われます。
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