いよいよ最終日です。今日の午前中に最後の1/4も無事に新しいお宅へ旅立った後、我が家のジョーは最後のお食事でした。こんなに食べても大丈夫なの?と驚くほどの量でしたが、10日間の感謝の意も込めて(?)振舞いました。
そしてよ~く混ぜた後は、バターを塗ったケーキの型に入れ、150度のオーブンで1時間30分ゆっくり焼き上げました。
「ジョーの最後のお食事」
溶かしバター150g、鶏卵3個、
粉砂糖150g、小麦粉200g、
塩小さじ1、干し葡萄100g、
胡桃(粗微塵切り)100g、
りんご(サイコロ大切り)1個
よく肥えたジョー!
出来上がり~!
いっただっきま~す!
Bon appétit !
今日入れた材料からは、イタリアのパネットーネによく似てるなあと思いましたが、焼き上がってみると、フランスのケーキ屋さんでよく見かけるフルーツ・ケーキにそっくりでした。味はやっぱりパンと言うよりはケーキです。ジョーは思った通り甘党でした!周りの少し焦げ目のついた部分のカリカリ感と、中のシットリ感の絶妙なハーモニーが最高に美味しいです!
勿論、一度で食べきれる量ではないですが、あっという間になくなってしまいそうな勢いです。こんなに美味しいものなら3/4全部を里子に出さなければ良かったと悔やまれるほどです。
何故なら、説明書の最後にこう書いてあったからです。
もし、このお菓子が気に入ったら、元を少し残して置きましょう。ジョーを再成するのはとても難しいですよ…
きっとジョーはこうして何年、ひょっとしたら何百年も生き続けて来たのかも知れません。いつかまた我が家に巡り戻って来る日があるでしょうか。
時空を越えたジョーのグルメの旅は、まだまだ終わりそうにありません。
最後にこっそり取り分けたジョーの子種が、もうすでにプツプツと産声を上げています…。
※今日までジョーに声援を送ってくださった皆様、優しく見守ってくださった皆様、僕の健康を気遣ってくださった皆様、そして、快く里親を引き受けてくださった皆様、本当に有難うございましたm(_)m