今日、日本は「母の日」でした。日本に限らず多くの国は5月の第二日曜日がこれに当たるのですが、フランスはなぜか5月の最終日曜日なのです。なので、今年は26日なんですね。
因みに、スペインとポルトガルは5月の第一日曜日だそうですから、不思議です。
我が家では、娘はロンドンにいて一緒に母の日を祝うことは出来ないので、僕が代わりに日頃の感謝を込めて、夕食後のデザートにタルト・タタン（リンゴのタルト）を焼いて一緒に食べました。と言っても、自分で作ったわけではなくピカール（冷凍食品店）のポイントでゲットした物ですけどね（笑）。
こちらリヨンは、昨日から日中最高気温が26℃を超え突然暑くなりました。このまま気候が良くなれば良いのですが、来週はずっと雨の予報でまた10℃台後半まで落ちてしまうようなので、束の間の夏日というところでしょうかね。
さて、今日のリヨン・オペラ座は、ベルリオーズの歌劇「ベアトリスとベネディクト」のG.P.が夜に行われます。いよいよリハーサルも最終日です！
※ 写真は第二幕の幕開き冒頭からのカットです。「エデンの園」を彷彿とさせる鬱蒼としたジャングル風の舞台です。
今日と明日、フランスは祝日です。今日は「1945年5月8日戦勝記念日」 “Victoire du 8 mai 1945” で、明日は「昇天祭」 “Ascention” なのですが、後者は移動祝日で、復活祭から5週目の木曜日、つまり、復活祭から40日後なので今年は5月9日というわけで連休になったのです。お陰でオペラ座の仕事もお休みですよ(^^)
ところで、家内が大事な話があるというので何かと思って聞いてみたら、「猫の耳が取れちゃった」というのです。一瞬、何を言っているのかまるで意味が分からなったのですが、話によると掃除をしている時に本棚にぶつかってしまい、振動でその本棚に飾ってあった猫のオブジェが倒れて耳がポロッと取れてしまったのだそうです。
これって、「水晶婚式」の記念に買ったあの猫なんですけどね(^^;
変わり果ててしまった姿に、衝撃よりも笑いの方が先に込み上げてしまいますが、パッと見があの猫型ロボットに見えちゃうからですかね。間違っても新作ではないです（笑）。
小さなパーツなので接着剤で簡単に修復できると思うのであまりショックを受けてはいないです。しかし、あれからもう20年も経つのだと思うと、却ってこのブログがそんなに長いこと続いていることの方に驚いてしまいました。
今日はオペラ座が無料で一般公開される日です。以前は、“Journée O” という名称だったんですけど、知らないうちに名称が “Backstage” に変更されたようです。しかし、やることはまるで同じ！
ところで、「バックステージ」って舞台裏とか舞台袖という意味ではないですか？ オーケストラはじめ、合唱団、児童合唱団は観客と共に一緒に歌うステージがあるので、オンステージなんですよね（笑）。
合唱団の場合、強いて言うなら「バックコーラス」ならまだ分かるんですけど、「バックステージ」では何かザワザワした感じがして落ち着かないのは気の所為でしょうか(^^;
以前は「公開」“Ouverte”の頭文字だけを取って、“Journée O” だったわけですが、いっそのこと素直に “Journée portes ouvertes”（一般公開日）ではアカンかった？
今日のリヨンは、昨日までの予報に反して朝からとても良く晴れています。最高気温も16℃くらいまで上がるらしいのでまあまあですね(^^)
さて、今日のリヨン・オペラ座は、午後にベルリオーズの歌劇「ベアトリスとベネディクト」のKHPが行われます。
2021年12月の時は公演こそ行われませんでしが、ビデオ収録をしたくらいですから一応完成されたプロダクションでした。ところが今回は再演であるにもかかわらず、キャストが違うのとスケジュールがタイトなことも影響してなかなか思い通りには行っていない気がしてなりません。果たして今日はどうなるでしょう…(^^;
