トトロ記念日 '11

今日、我が家は「トトロ記念日」。亡くなった先代猫トトロの誕生日です。
写真は、まだニースにアパートを持っていた1997年6月頃のショットです。あの頃僕は、リヨンのオペラ座のシーズンが終わり、ニースでのペルゴレージの「マニフィカート」のコンサートも終わって長~い夏休みに入ったばかりでした\(^o^)/

我が家のお風呂場は、窓が東向きだったのでお天気が良い日には、トトロは写真のように洗面台に上って、朝からお陽様を身体中に浴びて光合成していました。そして昼間はベッドルーム、午後から夕方に掛けてはバルコニーへ…と言う具合に、お陽様が行く場所へ移動して自分も一緒について行く、お陽様が大好きな子でした(^^)

トトロ記念日 '11

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しゃむい!?

日曜日にオペラ座のベッリーニ「カプレーティ家とモンテッキ家」の公演、また、月曜日にはグヴィ「ミサ・ブレヴィス」&フォーレ「レクイエム」のコンサートが相次いで終わりました。
オペラ座の方は、昨日からオッフェンバックの喜歌劇「パリの生活」の舞台稽古が始まり、リハーサルのシフトも午後と夜になったので午前中は少しゆっくり出来ます(^^)V

このところのリヨンのお天気はと言うと、この週明け位から朝夕は5℃以下まで冷え込んできており、月曜の夜にコンサートの本番でフルヴィエールの丘に登った時には、辺り一面が霧に包まれていてビックリしました。流石に標高281mともなると市街地とは随分違うものです。
昨夜はオペラ座のリハーサルを終えて帰宅すると、マーシャはすっぽりと毛布に包まれていて、出て来ようともしませんでした(!)。家の中は暖房が効いていて暖かい筈なのにちょっぴり不思議な感じがしましたが、昼間はどんなに寒くても簡易テラスにいるわけですから、きっと身体が冷えているに違いありません(笑)。

しゃむい!

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パリ着

12時にパリ到着。ホテルの部屋がまだ用意出来ていないと言うので、先ずは昼食。今日は祝日なのでお目当ての日本食レストランはお休みのところが多いです。あまり天気も良くないしちょっと肌寒いのでラーメンを食べました。
ブックオフで雑誌を仕入れた後、食材買ってホテルに戻ったのが13時45分頃。まだ用意出来ていないと言うのでちょっぴり呆れてしまいました。客商売なんだかなんだか分からない。全く悪びれる様子がありませんからな。強いですよ、全く(笑)。そして、14時過ぎ、やっとチェックイン!
あ、もう30分足らずでシャンゼリゼ劇場へ出発じゃん。まだ半数以上チェックインが済んでないのに、一体どうなるのやら…(^^;


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はぁ?

はぁ?相変わらず多忙を極めております。
今日は朝から晩までオペラ座でオッフェンバックの喜歌劇「パリの生活」の立ち稽古、夜はコンサートのリハーサルがあったので、つい先程帰って来たばかりです(><;
明日の晩は、ベッリーニの歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」の公演の為、パリに行かなければならないですが、出発が朝10時のTGVなので帰宅後、早速用意を始めました。
そうしたら案の定、マーシャがビックリしたみたいで(笑)、「信じられな~い!」とでも言いたそうな表情で見られてました! 心配しなくても大丈夫だからね~(^o^)/~~

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ベッリーニ:歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」

ベッリーニ:歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」ヴィンチェンツォ・ベッリーニの歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」の台本は、1825年に初演されたニコラ・ヴァッカイの歌劇「ジュリエッタとロメオ」の為にフェリーチェ・ロマーニが書いた台本を再利用したものです。基になっているのは1529年にヴィチェンツァのルイジ・ダ・ポルトが発表した物語にマッテオ・バンデッロが手を加えて発表した物語集です。
因みに、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエッタ」は、このバンデッロの物語集の仏語訳からアーサー・ブルックが翻案した「ロミウスとジュリエットの悲しい物語」(1562年)が主な題材となっているようです。
さて、ベッリーニの「カプレーティ~」の話に戻りますが、1830年3月11日にヴェネツィアのフェニーチェ劇場での初演されたこの作品には、前作の歌劇「ザイーラ」の旋律が所々に挿入されています。こう言った自作を再利用する「自己盗作」 “auto-plagio” という行為はロッシーニ等の同時代の作曲家には多く見られるのですが、ベッリーニはこれを嫌いました。しかし、ベッリーニ自身が会心の出来と信じた前作の「ザイーラ」が一部の限られた成功のみに留まってしまったという出来事が、、敢えて彼にそうさせてしまったのかもしれません。何とかして「ザイーラ」の旋律の素晴らしさをより多くの人に受け入れて欲しいという彼の願いだったのでしょう。
こうして初演時には大好評を博した「カプレーティ家とモンテッキ家」ですが、1832年頃から当時の名メゾ・ソプラノであるマリア・マリブランがベッリーニのフィナーレに繋げてヴァッカイの「ジュリエッタとロメオ」のフィナーレを続けて上演したことがきっかけとなり、19世紀中頃までこれが慣例的に演奏される事になります(エヴァ・メイとヴェセリーナ・カサローヴァが主役を歌っているロベルト・アッバード盤の「カプレーティ~」にボーナス・トラックとして収録)。

1966年には、ロメオ役をオリジナルのメゾ・ソプラノではなくテノールに割り当て、また、女声合唱を大幅に加える等の改変をクラウディオ・アッバードが行い、自らが指揮をしてミラノ・スカラ座で、レナータ・スコット(ジュリエッタ)、ジャコモ・アラガル(ロメオ)、ルチアーノ・パヴァロッティ(テバルド)等によって上演されました。また同年、アムステルダムで開催されたオランダ・フェスティヴァルでも同じくアッバードの指揮により、ハーグ・レジデンティ管&ボローニャ市立歌劇場合唱団、マルゲリータ・リナルディ(ジュリエッタ)、ジャコモ・アラガル、ルチアーノ・パヴァロッティ等によって上演されました(写真のCD)。スカラ座公演の録音は残念ながら所々が欠損しているのですが、それでもスコットの素晴らしい歌唱、そして、まだデビューして間もない若々しいパヴァロッティの声を聴くことが出来ます。一方、アムステルダム公演は欠損部分もなくアッバード版の完全録音となっており、オリジナルとの違いを知る上でもとても参考になります。
また、僕自身がテノールだからなのか、ロメオ役に適したメゾ・ソプラノがあまりいないからなのかは分からないんですけど、ロメオ役をテノールに置き換えたアッバード版はとてもシックリ行くんです。それは恐らく弱冠27歳のアラガルの歌唱にも寄るところが多いのかも知れません。ロメオにしてもジュリエッタにしてもまだ年端も行かない青少年ですからね。女声が男役を演ずる、所謂「ズボン役」では視覚的にもどうしても違和感を感じてしまうのです。

1985年にリッカルド・ムーティ指揮により、エディタ・グルベローヴァ(ジュリエッタ)、アグネス・バルツァ(ロメオ)等が歌ったロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場に於ける録音は、数ある録音の中でベッリーニのスタイルに最も近い演奏と言われ、非常に高い評価を受けています。確かにムーティの音楽はきびきびとしていて、ごく一部分を除けば完璧な演奏と言って良いでしょう。しかしながら、個人的にはバルツァの歌唱が少々残念でなりません。同役を同じ年、ウィーン国立歌劇場で歌った時の方が何倍も良いと感じたので尚更です。

ここ数年、コヴェント・ガーデン王立歌劇場やパリ・オペラ座、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場等で「カプレーティ~」の公演があり、それらの録音や映像を観聴きする機会がありましたが、如何せん、何れも僕の好みに合うものではありませんでした。また、アンナ・ネトレプコとエリーナ・ガランチャが主役を歌っている一番新しい録音も、音(ムジクフェラインの音響)は綺麗だとは思いますが、演奏の方は期待外れでした。オケがウィーン・フィルじゃなかったら絶対に聴かなかったかもしれません。
ベッリーニは正真正銘100%ベル・カント。同じベル・カントでもロッシーニやドニゼッティとは声も歌い方も、要求されるテクニックも違います。勿論、歌だけでなくオーケストラもかなり重要な役割を担っているのです。単なる伴奏に終わって欲しくはないのです。それをどう導くかは良くも悪くも指揮者の腕に掛かっているんですけどね。

明晩はリヨンのオペラ座に於いて、ベッリーニの歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」の公演が演奏会形式で行われます。ロメオ役を歌うのはアンナ・カテリーナ・アントナッチですが、昨日のG.P.まで、まだ一度も本気で歌っていないので、一体どういうロメオを聴かせてくれるのか少し興味があります。

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