ココット鍋は、その構造故に熱が逃げ難く、焦げ難く、材料を入れても温度が下がり難くなっていて、また、熱が全体に行き渡り料理を美味しく仕上げます。
日本でもフランスの「ル・クルーゼ社」 Le Creuset や「ストーブ社」 Staub のココット鍋が有名ですが、我が家で購入したのはフランス料理界の巨匠とまで言われる、ポール・ボキューズ氏も推薦する「ノマール社」 Nomar の20cm の両手鍋です。
で、一番最初に何を作ったかと言うと、やっぱり白ご飯。 うちは渡欧以来ずっと鍋でご飯を炊いてるんですけど、微妙な火加減、蒸らし時間共に電気とは比べ物にならないほど美味しいと思うんですよね。 そして、このココット鍋で炊いたら、大して高い米を使っている訳でもないのに、「これがホンとに同じ米?」と言うほど更に美味しく炊き上がりとても驚きました。流石、 熱伝導の良さがここにも顕著に現れるんですね。例によって、日本では随分高い値段が付いてますけど、本国フランスでは大体3分の1位の値段で売っています。それを良いことに妻は、「ご飯用だけじゃなくて、料理用にもう1つ欲しい!」と言ってますけど、さて、どうしたものやら…(^^;