昨夜はオペラ座の次の演目、チャイコフスキーの歌劇「スペードの女王」の初めての通し稽古が衣装&メイク付きでありました。
終わってみたら2時間半の作品に、舞台変換に必要な時間と休憩時間も加えて4時間半掛かっていました。実際にどれだけの時間が掛かるのかを知るのは、とても大事なんですよね。しかも一旦始まってしまうと、音楽は待っていてくれませんから、衣装の早代わり等は時間との戦い、楽屋はまるで戦場のようでした(^^;
写真は昨夜ではなく、舞台稽古の初日に撮ったものです。オペラ座地下5階にある稽古場でのリハーサルが終わり、舞台上に装置が全て出揃うと、今迄目に見えていなかった不具合も見つかり、いつもの事ではありますけど、なかなか思うように稽古は捗りませんでした(^^;
今日の午後からはピットにオーケストラが入り、約一週間後に迫った初日までリハーサルが繰り返されます。