昨日はスイスのジュネーヴへ行って来ました。
僕はこれまでジュネーヴには仕事で数回行った事があるんですけど、家内と娘は昨日が初めての訪問。昨日のジュネーヴは、日中最高気温が20℃位までしか上がりませんでしたが、とても良い天気に恵まれ絶好の遠足日和でした(^^)
国際連合欧州本部を始め、世界保健期間、世界貿易機関、世界気象機関、赤十字国際委員会等々、各種国際機関が数多く集中し、各国の高級官僚や政治家が集う町であるジュネーヴの歴史は古く、シーザーの「ガリア戦記」の中にはジェヌア Genua という名で登場しています。
また、16世紀には宗教改革に伴いカトリックからプロテスタントに改宗、カルヴァンが説教をし宗教改革の理念を諸国に広める活動を行いました。その為、ジュネーヴは「プロテスタントのローマ」とも称されます。
昨日は、先ず、遊覧船でレマン湖周遊! 湖上から高さ140mにも達する有名な大噴水、レマンの人魚像、アイゼンハワー、レーガン米大統領、ゴルバチョフ書記長が泊まった家、レーニンの家、ナポレオン1世がジョゼフィーヌ妃に贈った家、ロスチャイルド家の邸宅等々、国際都市ジュネーヴならではの様々な建造物、モニュメントを見ることが出来ます。
遊覧船を降りてから、1898年9月10日にこの地で暗殺されたエリザベート妃の銅像(写真下)の前で記念撮影。続いて、国連欧州本部へ。と言っても内部に入るのが目的ではなく、「大砲の砲身を曲げたオブジェ」と、「地雷撲滅を訴える椅子のオブジェ」を観る為でした。
ランチの後は、旧市街を中心に観光。カルヴァンが本拠とした聖ピエール大聖堂、旧兵器庫、市庁舎の後ろの公園にあるギネスブックにも載っている(元)世界一長いベンチ、作曲家フランツ・リストが住んだ家、イギリス公園の花時計等々、見所が沢山あります。
ピカソ、シャガール、セザンヌ、藤田嗣治らの作品を所蔵するプティ・パレ現代美術館が、無期限休館状態だったのがとても残念でした。
たった一日の観光だったので、敢えて行かなかった所、また、見落としてしまった所も多々ありました。でも、娘なんかはユーロと違う通貨に触れる事も出来て、違った意味で面白がっていたようです。
※写真をクリックするとスライド・ショウが始まります。