トトロが亡くなって早いもので1年が経ちました。最期の姿を見ていないとは言え、あれから1年も実物を見ていない上に引越しまでしているので、何だか全てが夢のように思えてしまいますが、亡くなった直後の数ヶ月に比べたら、もうだいぶ気持ちも落ち着いた様に思います。これもテオ爺やマロ君との出会いがあったお陰かもしれませんね。
先日少しだけ触れた妻に託したと言う大事な用事は、実はトトロの事です。今迄、お骨は火葬した後ずっと家に置いていたのですが、一日も早く土に帰してあげたいと言う気持ちでいました。出来る事なら僕達の近くでそれが出来れば良かったのですが、生憎、フランスにあるペット霊園は我が家からとても遠く、行った事もない知らないところだったので、それなら日本の方がまだマシだろうと思いネットで検索してみたところ、幸いにも妻の実家からそれほど遠くないところに、埋葬と永代供養をしてくれるペット霊園を見つる事が出来たのです。
先日、妻達が日本へ一時帰国する際、トトロのお骨も一緒に持って行きました。出発の前夜、僕は缶を抱いて最後のお別れをしましたが、何だか無性に泣けてしまいました。
そして、機体故障による遅れで妻達は他の便に振り返られたのに、トトロのお骨の入ったスーツケースは、一時行方不明となってしまいとても焦りました。タグにはフランスの住所しか書いてなかったので、下手すると戻って来ちゃうかもしれないと思っていました(笑)。
こうして最後の最後まで飼い主に心配させるなんて(?)、トトロらしいな~なんて妙に可笑しかったです。色んな物に好奇心旺盛で立ち向かって行くトトロを「隊長以下隊員一名出動!」と言いながら見ていたのを思い出します(^^;
こんな可愛い御地蔵様がある霊園です。
霊園側の都合で残念ながら一周忌までには間に合わず、明日埋葬して頂く事になりましたが、土曜日なので娘も一緒に行く事が出来るし、結局はその方が良かったかもしれません(^^)