このブログをご覧の方の中にはご存知の方も多いかと思いますが、今年は
5月に父が亡くなりました為、喪中につき年末年始のご挨拶はご遠慮させていただきます。
一口に「 喪中」と言っても確固たる定義がある訳ではなく、慣例的に親の場合は12ヶ月(または13ヶ月)を喪中の期間としている場合が多いようです。ネットで色々調べてみたのですが、これは儒教の「喪」の考えであり、仏教や神道では「忌」と呼び、それぞれ49日(忌中)、50日間と、服する期間が違うようです。 多宗教の影響を受けた日本の仏教は、儒教の「先祖崇拝」の影響力が強く、年忌法要や先祖供養等も取り入れ慣習化しているんですね。ただ、儒教では親を亡くした子の場合「 服喪」が3年だったのが、「それではあまりにも社会生活に支障を来す」と言う理由で、1年に縮めてしまったところに、色々な事を合理的に取り入れてきた、いかにも日本的な一面を垣間見て面白いと思いました。
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