リヨンの騙し絵~2

前回の続きです。

※写真はクリックで拡大表示します。

映画がテーマこちらは映画がテーマ。
現代の映画の基本形となるシネマトグラフィを発明し、「映画の父」と称されるリュミエール兄弟。ブザンソン生まれの彼らがその研究・開発をし、1895年に世界初の商業映画を上映したのはリヨンだったんですね。

大き過ぎて1度の撮影では収まらなかったので、数枚を繋ぎ合わせてあります。

中世リヨンフルヴィエールの丘の反対側、聖ジュスト教会近く。中世リヨンの同教会を中心とした街の様子が描かれています。

ジェルラン地区にあるサッカー・スタジアム近く。
当然、サッカー1色ですね(^^)

トニー・ガルニエ都市美術館リヨンの南東にある公団住宅街にあります。
この公団住宅の設計をしたのは、1869年リヨン生まれでフランス都市建設に貢献した建築家トニー・ガルニエ(実際に彼が担当したのは最初の49棟、現在は1500棟以上に及びます)でした。彼の都市計画では労働者の生活条件が優先されていますが、特に労働者が昔から多く住むこの地区の開発にはその考えが強く反映されています。
ここの団地群の壁には、彼が思い描いていた理想都市のイメージがアメリカ、エジプト、ロシア、インド、メキシコ等、20人の画家によって23×10メートルと言う巨大なキャンバスに、24枚描かれているので、この地区全体を指して「トニー・ガルニエ都市美術館」と呼んでいます。
炎天下の為、流石に僕達も全部を回れませんでしたが、1991年にユネスコから世界文化開発賞を受賞した、世界的にも稀な野外美術館は凄いです!

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