ケーク・サレ

こちらリヨンは連日氷点下の厳しい寒さが続いております。ヨーロッパ全土を襲った異常寒波の所為らしいですが、体感温度20~24℃なんていう予報を見るとかなりビビりますね。まだ暫くはこんな天気が続くらしいので、特に夜の外出は辛いです(><

オペラ座の方は、昼間は「パルシファル」の立ち稽古、夜は “Festival Puccini Plus” の本番が続き、今日の午後も「聖スザンナ」と「修道女アンジェリカ」の本番があったので、今週は結構ハードな一週間でした。結局のところ仕事がオフなのは、出番がない「ジャンニ・スキッキ」の本番の時だけですからね。
ところで、「パルシファル」の舞台が傾斜していて背中に負担が掛かった立ち稽古の初日以降、2日目からは腰サポーターを着用したところ、随分楽になりました。本番は衣装の関係もあってサポーターを着用するわけには行かないので、稽古の間くらいは十分注意しないとね。

さて、今日は家内がケーク・サレを作りました。ケーク・サレ “Cake salé” はフランス料理の1品。簡単に言うと「塩味のパウンド・ケーキ」の事で、前菜やサイド・メニューとしてワインと供に食される事が多いです。
「ケーク」という言葉は英語から由来しており、元々はフルーツケーキを差すものだったらしいです。現在では小麦粉、鶏卵、ベーキングパウダーを使って焼いた物は、甘いケーキだけに限らず塩味の物も全部ひっくるめて「ケーク」と呼ぶことが定着したようです。
材料は野菜、肉類、魚介類、フォワグラ等を使用しバリエーションも豊富です。今回のレシピは、ハム、オリーヴ、玉葱、コンテチーズ(摩り下ろし)を使った最もオーソドックスな物で、勿論、家で作るのは初めてでしたが、とても美味しく頂きました(^^)

ケーク・サレ

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