インサラータ・ディ・リーゾ

Insalata di riso日本は随分暑いみたいですが、こちらははっきりしない天気で、昨日は珍しく32℃もあったのに今日は20℃そこそこしかありませんでした。暑いなら暑いで夏らしく過ごせるのに、気温が毎日上がったり下がったりしていると、どこにどう合わせたらよいのか分からず、体の調節機能がおかしくなっちゃいますね。

せめて食事だけは夏らしくしようと、今日のお昼はインサラータ・ディ・リーゾにしました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、インサラータ・ディ・リーゾはイタリア語で「米のサラダ」のことです。中身はお好みで基本的には何でもOKですが、今日は野菜、魚介、チーズ等、全部で14種の具材を使いました。
ワインビネガーやレモン汁をかけて食べるところは、どことなく味が散らし寿司にも似ているので、初めて食べる娘にも好評でした(^^)V

日本では以前、健康の為に栄養のバランスを考えて「1日30品目」と言われましたが、現在では「主食・主菜・副菜を基本に、食事のバランスを」という風に変わったようですね(厚生労働省「食生活指針」より)。食べ過ぎてしまったり、人によって品目の数え方が違ったり、また、苦労して食べても美味しくない等の理由で数字が削除されてしまったようですが、数字が全てではないのは確かですよね。バランスが大切というのはごもっともです。
一方フランスでは、数年前からやっと「健康の為に1日少なくとも5品目の野菜と果物を」と言われるようになりました。日本では数字が消える一方で、ちょっと面白い現象だと思いませんか。

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