ザンポーネ

パッケージの写真喪中のお正月の過ごし方を考えているうちに、一体何を食べて良いのか、何はいけないのか、色々悩んでしまいました(^^;
ネットで色々調べてみると、どうやらお節料理は遠慮するものらしいので、今年は和食は止めにして、イタリアンにしちゃいました(^^;
ザンポーネ zampone は、豚の前脚の皮に豚のミンチ肉を詰めたもので、所謂、腸詰めにするサラミやソーセージと同じような食品です。
16世紀初頭から続くイタリアの伝統的な食品で、主にエミリア・ロマーニャ州のモデナで製造され、年末年始のこの時期には、スーパーや総菜屋さんのショウ・ウィンドウに、ここぞとばかりにズラリと並びます。
イタリアでザンポーネは、丁度、日本の「年越し蕎麦」の様な存在なのです。

盛り付け写真調理法はいたって簡単で、真空パックに入ったザンポーネをそのままゴトゴト熱湯でボイルするだけなんです。今回我が家では、「小インゲン豆のソテー」と「ポテトのソテー」を添えましたが、通常は「レンズ豆のソテー」や「マッシュポテト」等を添えます。レンズ豆はイタリアでは「福を呼ぶ」と言われ、縁起の良い食品なんです。だから何となく遠慮してしまったんですけどね…(^^;

ところで、この1kgのパッケージの値段ですが、以前紹介したリヨンのイタリア食品店(COFI)では、13.50ユーロ(約1800円)でした。ところが、日本の某サイトで同じものが4500円で売られているのを見て、ビックリ仰天!しかも、「通常5000円のところ~」なんて書いてあって、更にビックリ(@@;
COFIでも高いと思ったのに、これはもう超高級食材のようなお値段じゃあ~りませんか!
因みに、本国イタリアでは大体5~10ユーロ(約680~1360円)で売られてますが、生協では何と!たったの3.99ユーロ(約540円)でしたよ~♪

と言う訳で、正月気分も味わう間もなく、明日(あっ、もう今日だ!)から平日で~す!!

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