昨日、今日は日中20℃を越える陽気で、マーシャもとてもご機嫌で簡易テラスでながーくなって日光浴していました(^^)
ちょっとでも天気が良いと紫外線が気になりますが、人体に有害なのはC波(UVC)で、殺菌消毒などの作用はあるものの長時間当たると皮膚の細胞を傷つけます。これに反して、A波(UVA)は皮膚の細胞の活性化を促し若返り効果があり、また、B波(UVB)は食物から摂取したカルシウムを体内カルシウムに再生する為に必要なビタミンD3に変える役目をするそうです。このビタミンD3と言うのは、B波を浴びる事によってしか作る事が出来ず、免疫能力を高め、骨粗しょう症の予防にも役立つそうです。ビタミンDは勿論食物中にも含まれていますが、身体が必要とす量の半分にしか満たないそうなので、それを補う為にも日光浴は必要なのです。
一般にヨーロッパの人達は、日光に当たる事を嫌がらず、それどころか少しでも多く当たろうとする傾向にあるのはこんな事が原因しているのかもしれません。年間日照時間が少ない北欧の人達が、ちょっとでも陽が差していると積極的に当たるようにしているのはなるほどと頷けます。また西洋人の中では、生白い日焼けしていない肌は「病気」、あるいは「不健康」という感覚で見られています。イタリアに住んでいた頃、お洒落なミラネーゼ達の関心事は「いかにキレイに肌を焼くか」でした(笑)。
どちらがより健康的であるかは、紫外線だけの問題ではないのでその限りではありませんが、デメリットだけを気にするよりメリットの方が多い事も忘れてはならないのではないかと思います。猫だってお陽様に当たらないでいたら、くる病になっちゃいますからね(^^)
健康が一番にゃ!