リヨン・オペラ座は昨日からベルリオーズ「ファウストの劫罰」の立稽古が始まりました。
今回は指揮・大野和士、演出はシュトラウス「カプリッチョ」(2013年)、グルック「オルフェオとエウリディーチェ」(2015年)に続き3回目のリヨン登場となるハンガリー人のダヴィド・マルトンによる新プロダクションです。
「ファウストの劫罰」は元々オペラと言う括りではなく、コンサート形式で演奏される作品ですが、ベルリオーズ生誕200年に当たる2003年辺りから舞台形式で上演される機会が多くなっています(僕の記憶では、僕が未だミラノにいた頃、1992年にスカラ座でルーカ・ロンコーニ演出で上演されています)。
僕もこれまで4回程歌っていますがいずれもコンサート形式なので、いつもはスコアを見ながら歌っている作品ですが、今回は初めての暗譜です!
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