巷で噂になっているのでちょっとだけ触れておきます。
先ず、結論から言うと僕は興味ないですね。アップルほどの一流企業が自慢げに売る商品じゃないと思います。
賞賛するニュースが多い中、フランスの某ニュース・チャンネルでは、ズバリ「iPhoneがデッカくなっただけ!」と言ってましたけどスティーヴ・ジョブ氏が嬉しそうにプレゼンしてる姿を初めて見た時、僕は思わず噴出してしまいました。
大体、個々のパーツ以外はどこが「革命的」なのか僕にはよく分かりません。インターネット創世記の90年代初頭ならまだしも、今やWebコンテンツでは殆ど当たり前のFlashが、iPhone同様ライセンスの問題で相変わらず使えないし、マルチタスクに対応していない。カメラ無し、USBポート無し、メモリーカード・スロット無し、唯一の売りとも言えるHD対応は、今更ディスプレイがXGAじゃあ悲しい。電子書籍端末としての機能についても、文庫本や単行本より遥かにデカいわけで、既存のPDAや携帯電話(もしくはiPhone)で十分事足りている事を考えると、iPadの発表に伴う出版業界の反応は何をかいわんやですよ。
でも、もっと重要なのは商品名でしょうね。米富士通が去年6月に同じ商品名で米特許庁に登録した携帯端末が既に存在します(カタログで確認済)。また、iPhoneやiPod Touchに採用されている加速度センサーの技術をアップルに提供している、伊仏合弁のSTMicroelectronicsって言う会社が10年程前に「携帯電話、コンピューターとそれに関わる周辺機器」に対する登録商標として申請して2001年9月14日に登録完了しています。これらの企業とも、きっとiPhoneの時にCiscoとの間で繰り広げられた訴訟問題と同じような事が起こるんでしょう。アップルは今回も勝算ありと踏んだんでしょうしね(笑)。
フランスの某サイトでは、万が一アップルが買収に失敗してiPadと言う名前が使えなかったら、どんな名前が適当かって言うのを議論していましたけど、中で一番可笑しかったのは、iTable、iToilet、iPud等々。そして極め付けは、iNutile (仏語のinutile=不要な~の意)ですが、そこまで露骨に言うのはいくらなんでも…ねぇ(^^;
序に言うと、パリ郊外のラ・デファンス地区を管轄する政府系機関は略して “EPAD” と言うらしいですが、こんな全く関係ないところでも名前が酷似していて紛らわしいと言う声も聞きましたよ~
おっとっとっと、ちょっとのつもりが結構長くなってしまいました(爆)。