Jabra Elite 7 Pro 購入!

Jabra Elite 7 Pro
今まで使っていたボーズのワイヤレスイヤホンのバッテリーが、どんなに頑張っても30分くらいしか持たなくなってしまったので代わりの機種を探していました。
ボーズの音が好きだったので、はじめは自分でバッテリー交換することも考えたのですが、調べたらコストはまあまあでしたが調達する時間と取付が面倒臭そうなので除外。続いて、有償で構わないのでメーカーのサポートでバッテリーを交換してもらおうと思ったら、もう対応していないことが判明! その代わりとして同等機能のモデルを提案されました。しかし、それが結構高い! いくら好きだとは言っても新品を購入できるほど値が張っては流石に厳しいので、ここは一旦ボーズは諦めることにしました。

そこからマーケティングを始めたのが2週間ほど前。ところが、まあ今のご時世、ピンからキリまで数が多過ぎますよ(笑)。幸い、オペラ座の「影のない女」公演中は待ち時間が沢山あったので、吟味する時間は十分過ぎるほどありましたけどね(^^;

とは言え、自分の中で譲れないチェックポイントは幾つかあったので、要点を絞りながらその選択肢は徐々に狭まっていきました。

ケースを開けたところ
その結果、選んだのがデンマークのJabra GNと言うメーカー。
元々は通信機器や補聴器を作っていたという音響機器メーカーだという事で、とても興味が湧きました。
最終的には “Jabra Elite 7 Pro” を選びましたが、この8月に発売されたモデルから数えると一世代前になってしまうので少し迷いました。しかも、同じ Elite 7 にはスポーツ用のActiveと言うバージョンもあります。

新機種の “Elite 10” と “Elite 8 Active” は空間オーディオに対応したんですよね。でも、僕個人の中でワイヤレスイヤホンにそこまで求めるか?と言う疑問もありました。また、新機種の場合、ノイズキャンセリング機能が、周囲の状況に応じて自動的に調整するようになってしまったところが、イマイチ気に入らなかったんです。

丸一日使ってみての感想ですが、全体的に音質は悪くないと思います。iPhoneはaptXやLDACには対応していないのでこれで僕には十分だし、イコライザーで調整もできますからね。
ノイズキャンセリングに関して、ネット上にはあまり効果がないというレビューもあったんですけど、僕の使い方として完全にノイズをシャットアウトする必要はないし、何なら自分でレベル調整できた方が圧迫感なども違ってくるのであまり気にはなりませんでした。
バスで移動中に、他の人の会話やエンジン音がほぼ聞こえない位は効いているので十分です。
ヒアスルー機能(アンビエントモード)は、内蔵マイクを使用して外部音を取り込むことで、音楽を鳴らしている状態でも周りの音が聞こえるので、バス移動中もいつも通りの音が聞こえるし、会話も普通にできて便利ですね。これもレベルを自分で調整できます。
また、動画再生時の音の遅延に関しては、殆どズレがないです。低遅延モードを搭載していないので、この点はすごいと思います。
バッテリー駆動時間は、イヤホン単体で最大8時間(ノイキャン・オンで6時間)、充電ケース併用で最大30時間ですから、結構長持ちしますね。この充電ケースも先代のボーズの機種に比べるとかなり小さいので、ポケットに入れていても邪魔にならないし、ワイヤレス充電にも対応しているのでQi充電器に置くだけでバッテリーが充電できるところも嬉しいです。

因みに、設定の中の “My Sound” と言う項目に聴力テストがあるんですけど、個々人の聴力に応じてカスタマイズできるところが良いなと思いました。また、サウンドスケープという環境音を鳴らす機能もあるのですが、これって、耳鳴りの緩和にも使ったりする類のものなので、この2点、流石、補聴器のメーカーだけのことはあるとなと思いました。

最後に価格に関してですが、フランスでの小売価格は199,99ユーロ(約32,000円)です。Amazonなどではもっと安くなっていますが、今回は50ユーロ(約8千円)割引きで店頭購入できたので少しお得感もありました(^^)

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