救急搬送

18日(木)の朝、突然、右腹部が痛み出しました。それでも痛みをこらえながら午前中はオペラ座の稽古へ行ったのですが痛みは一向に治まらず、午後は休ませてもらう事にして帰宅。

帰宅途中のバスの中で痛みは更に酷くなり、携帯で主治医に電話するも今日は休診だと秘書に言われ愕然としました。やっとの思いで帰宅しましたが、今度は嘔吐に次ぐ嘔吐で、一瞬、もしや急性胃腸炎では?とも疑いました。しかし、この頃から痛みは眩暈と脂汗を伴い、お腹から背中へ抜けていく激痛へと変わりました。のたうち回るとは正にこの事かと言わんばかりに体をよじり七転八倒! 流石にこれはやばいと思い、緊急往診サービス(SOS Médecin)に電話するも繋がらず、止む無く救急車(SAMU)を呼びました。しかし、これがまたなかなか来ない! 到着前に力尽きてしまうのではないかと言う位に長く感じられました。

救急車
電話を掛けてから30分程してやっと救急車が到着(写真はイメージ)。この時、痛みは既に限界に達していたので、問診で「痛みは10段階のいくつ?」と訊かれると「10!」と即答しました。尚、体温37.1度、血圧は220/108でした。
救急車には必要な書類を持って家内も付き添ってくれました。救急車のサイレンの音を聞きながらいつも歩きなれた道を横になった姿勢で見るのは初めてで、とても不思議な光景でした。
搬送される救急車の中で数日前に血尿が出た事をいうと、状況からみて尿路結石だろうと言われました。

14時10分頃、病院に到着。しかし、暫くはストレッチャーに寝かされたまま廊下に放置状態(順番待ち?)。汗をかいているのに寒気がし意識が朦朧としてちょっとやばい感じでしたが、この時の血圧は更に上昇して238/120でした。

それから30分位してやっと処置室に運ばれました。先ず点滴(静脈注射)を受ける事になりましたが、この針の痛かった事と言ったら半端ない痛みでした(まだ針跡が赤いです)。しかし、お陰で次第に痛みが和らぎ体が楽になり始めました。激痛からの解放! それでもこの時の血圧はまだ168/100でしたが…。

尿検査とエコー検査後に下された診断結果は、やはり尿路結石だろうという事でした。数日で石は出るだろうから心配ないけど暫く安静と言う事で、薬を処方され5日間の病気休暇を言い渡されました。しかし勿論その間の外出許可等は付けて頂きましたけどね(^^;
点滴が終わるまでまだ20分位はあったので処置室にいましたが、それが終わると経過を診る為にまた廊下に出されました。

その後、容態が急変することもなく快方に向かっていると判断されたので、16時15分頃、無事退院。経過確認の為のエコー検査の次回予約を取って病院を後にしました。因みに、既にこの時点で痛みの部位が下腹部の方へと移動しているのが感じられました(塊が下りている!)。

処方された薬の副作用でしょうか、痛みは和らいだものの膨満感等もあり少し気分が悪かったですが、翌19日(金)の朝、トイレに行った際に2ミリ大の塊が1個出ました! こいつが俺を苦しめた元凶かぁ~!!ってな感じ(^^;

21日(日)現在、まだお腹に少しだけ違和感はありますが、ほぼ通常通りに戻りました。
教訓、「血尿が出たらすぐ医者に行け!」。

長文にお付き合い頂き有難うございました(^^)

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