児童漢検

雪景色木曜日から降り始めた雪は、一旦は止んだものの、金曜の午後からまた勢いを増し、土曜の朝にはご覧のように降り積もりました。勿論、日本の北国の比ではありませんが、フランスもここ2年くらい気象状況がおかしいと言われています。今回特にリヨンは全国版のテレビ・ニュースでも報じられるほど酷かったらしく、市内交通網は麻痺、空の便は欠航するなどの影響が出ました。
そんな昨日、娘は生まれて初めての「お受験」をしに行きました。とは言っても、日本漢字能力検定(所謂、児童漢検の初10級)を受験したのです。小学校1年生修了程度のレベルに当たるそうですね。パリでは今迄にも実施されていますが、今回は初めてリヨンでも受験が可能になったので、良い機会だと思い娘に話したところ、「うける、うけるー!」と大喜びでした。
この辺のところ、どうも娘は「何かに参加する=楽しい!」と勘違いしている節があり、まず断ると言うことがありません。出不精の僕とは大違いのようです(^^;
昨日も、 朝から「何きてく?スカート?あのおようふくきてっていい?」と、やっぱり勘違い。とても試験に行く前とは思えませんでした(笑)。

児童漢検試験が終わって帰宅した時に「どうだった?」と訊くと、「できた!」と本人は自信満々でした。ところが妻の話を聞くと、どうやら試験の時に泣き出してしまったらしいのです。
理由を聞いて思わず苦笑してしまいましたが、「解答用紙に(予め印刷されている名前生年月日に)まちがいがあれば、かかりの人にしらせてください」と書いてあるのに、 自分の名前が合ってるのかどうか分からなかったんだそうです。名前の二字の漢字のうち一字は難しいので本人にまだ教えていなかったんですよ。そして、理由はもう1つ。生年月日は練習問題では平成の「H」で表記されていたので、当然、「H11」と印刷されていると覚えていた娘。ところが、日本人以外も受験する事のあるこちらでは、西暦を意味する「W」(WorldのWでしょうか?)と表記されて、「W99」と印刷されていたので、娘には何の事かさっぱり分からなかったんだそうです。
いずれも娘には予想もしなかった出来事だったわけで、気持ちが分からなくはないんですけどね(-_-;
試験の結果は40日後くらいに通知が来るらしいです。娘はあたったらなにかご褒美がほしいななんて言ってますけど、やっぱり何か勘違いしてる。試験に当たるとは…orz

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