無言の圧力?!

今日もエクスは朝から暑かったです。ところで、この「エクス」 “Aix” という町の名前の起源は、紀元前122年(文献によってばらつきがあるので、仏語版Wikipediaに従いました)に、ローマ帝国の執政官 Consul ガイウス・セクスティウス・カルヴィウスが、この地を「アクエ・セクスティエ」(ラテン語で”セクスティウスの水”の意) “Aquæ Sextiæ” と呼んだのが始まりだそうで、その後、「アクエ」が訛ったのだそうです。どんな風に変化してこうなったのか僕にはよく分かりませんけど、この辺りはフランスの中でも独特の訛りがあるので、想像に難くありません(^^;

今日の午後は、「ナイチンゲール」と一緒に上演される幾つかの小品の1つである、「4つのロシア農民の歌」のリハーサルだったので、その間に「ナイチンゲール」組はカツラ合わせ、夕方からは昨日と同じく舞台稽古がありました。
「4つのロシア農民の歌」は、ストラヴィンスキーが1914~17年に作曲した無伴奏女声合唱曲ですが、今回の音楽祭では、その後1954年に4本のホルン伴奏を付けて書き直された改訂版が上演されます。

また置いて行っちゃうんニャ~~前置きが思いの外ちょっと長くなってしまいましたが…
写真は、昨日リヨンを出発する前に撮ったマーシャ。振り向きざま何も言わなかったけど、「また置いて行っちゃうんニャ~~」と抗議の声が聞こえてきそうな表情でした。こういうのって無言の圧力って言うんでしょうか(笑)。

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