重松清:『コーヒーもう一杯』

重松清:『コーヒーもう一杯』
今日のオペラ座は、朝から「メサイア」の音楽稽古でした。しかも、指揮者との稽古だったので朝から神経張りっぱなしで、とてもシンドイ一日でした(><

閑話休題。重松清の『コーヒーもう一杯』(文春文庫)を読みました。元々は『あなたに、大切な香りの記憶はありますか?』(文春文庫)という、8人の作家が「忘れられない香り」の記憶をテーマに書き下ろしたアンソロジーに含まれる一編(或いは、重松清の短編を集めた『サンタ・エクスプレス―季節風 冬』にも収録)だそうですね。僕は電子書籍で単品購入しました。
20分もあれば読み終わってしまうほど短い作品なので、オペラ座と自宅の往復時にバスの中で読みました。
僕は今でこそエスプレッソ・オンリーですが、日本にいた頃はマンデリンを好んで飲んだ口なので、とても懐かしく思いました。豆を挽いてコーヒーを入れるところの描写、コーヒーを飲む時のそれぞれクセや仕草の描写も良いですね。

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