今夜のリヨン・オペラ座は、ベッリーニの歌劇「清教徒」の初日です。
写真は1935年1月、このオペラの初演時に主役のアルトゥーロ役を歌った19世紀の名テノール、ジョヴァンニ・バッティスタ・ルビーニ(フランス国立図書館蔵)の肖像画です。当時彼の為に、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニ等が、こぞって曲を書いたと言うのですから、何とも羨ましい話です。
因みに、彼の生地はイタリア・ロンバルディア州ベルガモ市近郊、ロマーノ・ディ・ロンバルディアという小さな町ですが、その町の劇場で、まだイタリアに住んでいた頃に歌ったことがありますよ~(^^)
今回の公演は演奏会形式で、しかも通常伝統的にカットする部分をカットせず(なぜか変な所はカットされる!)、殆どノー・カットでの演奏! 休憩も第1幕と第2幕の間に1回しかないので、少々辛い一夜となりそうです(^^;