百田尚樹著『海賊とよばれた男』を読みました。
この作品は、歴史経済小説というジャンルになるんですね。主人公は国岡鐡造という名前に変えられてはいるけれど、出光興産の創業者である出光佐三をモデルにしたと帯にも書いてある通り、大筋では歴史的事実に基づいて書かれているようですね。
上下巻に分かれているので、ちょっと長いかな?と読む前は思ったんですけど、実際に読み始めたら退屈することもなく一気に読んでしまいました。
日本人の道徳観がよく描かれており、また、日本人としての誇りと希望を与えてくれる作品ではないでしょうかね。途中、感動のあまり何度も目頭が熱くなってしました。
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