昨日からオペラ座の仕事が始まりました。朝から夕方までワーグナーの「さまよえるオランダ人」の音楽稽古があった後、夜は娘の学校の父母会があったので帰宅は23時過ぎ! 休み明けの初日からいきなりフルコースでした(笑)。幸い、今日のオペラ座の稽古は午後からなので少しゆっくりですけどね(^^;
さて、今日紹介するのは1959年のバイロイト音楽祭公演のライブ録音です。指揮はヴォルフガング・サヴァリッシュ、配役はジョージ・ロンドン(オランダ人)、ヨーゼフ・グレンドル(ダーラント)、レオーネ・リザネク(ゼンタ)、フリッツ・ウール(エリック)、レス・フィッシャー(マリー)、ゲオルグ・パスクーダ(舵手)。「さまよえるオランダ人」演奏の名盤にあげられる1つです。
バイロイト音楽祭の公演歴を見ると、この年の「さまよえるオランダ人」の初日は7月23日だったようですから、サヴァリッシュはまだ35歳ですよ。彼のバイロイト音楽祭初出演は33歳の時だったと言うのですからそれも凄いですけどね。
録音状態は決して良いとは言えないですし、歌手陣が時折ピッチが定まらないのが気になりましたが、その点を除けばオーケストラも合唱もとても良いです。作品解釈に卓越したサヴァリッシュならではと言う感じです。
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