このところ連日、午前・午後・夜と仕事で少々疲労気味。幸い今日の午前中は仕事がキャンセルになったのでちょっと朝寝坊などしてしまいましたが、午後と夜は仕事です(-_-;
閑話休題。トマトの詰め物と言うと、挽き肉等を詰めたフレンチのファルシ “Farci” を思い浮かべる方も多いかと思います。今回ここでご紹介するのはイタリアンで、”お米を入れた”トマトの詰め物オーブン焼き “Pomodori ripieni di riso” です。しかも、イタリア式に米を生のままトマトに詰めるので、この方法だと「トマトでご飯を炊く」と言う感じですかね(笑)。
材料は先ずは何より完熟トマト(5個)が必要ですが(笑)、長時間オーブンで焼くので少々固めの物が良いと思います。米は今回、リゾットを作る時に使うイタリア米(1/2カップ)を使いました。
他に必要な物は、にんにく(1かけ)、アンチョビ缶詰(フィレ2枚)、イタリアンパセリ(大さじ2)、バジリコの葉(5枚)をそれぞれみじん切り、パルメザン・チーズ(大さじ3)、オリーヴ・オイル(大さじ2)、塩・黒胡椒(適量)です。
簡単に作り方を説明します。①トマトの上部分を後で蓋として使える様に切り、切り口から穴を開けない様に中をくり貫きます。②くり貫いたトマトの中身に米を加え15分程置きます。その間オーブンに火を付け180℃に温めておきます。③残りの材料を加え味を調え、トマトの3/4位まで詰めて蓋をします。耐熱皿にオリーヴ・オイルを少しひき、トマトを並べて残りのオイルを上からかけます。水をトマトが半分浸かる位入れ、上にアルミホイルをかけます。④180℃に熱したオーブンで50分程焼いた後、アルミホイルを取り除いて更に30分程、米に火が通るまで蒸し焼きにします。
出来上がりはお米の焦げてパリパリになった食感と、ジューシーなトマトの調和が絶妙で、サラダやパスタソースとして使うトマトとは違った味わいです。しかも、野菜がベースなのでとてもヘルシーです(^^)V
おまけ。今回使ったトマトが少々小振りだった所為か、詰め物の米が余ってしまいました。勿体無いので、ミニ・ココット鍋に入れて同じオーブンで耐熱皿に入れて同じ様に水を張り炊いたところ、ちゃんと炊き上がったのでちょっぴり驚きました(^^;