カポナータ Caponata は、フレンチのラタトゥーユにとても良く似たイタリアンの一品です。
冷やして夏のアンティパストに、肉や魚の付け合せに、また、たっぷり皿に盛り付けて一品料理としても頂きます。
カポナータと一口に言っても、地方によってかなり使用する野菜の種類が違い、ズッキーニやピーマンが入ったもの、アンチョビなどの魚が入ったものなど様々です。
今回は「シチリア風」の伝統的なカポナータをちょっとだけアレンジしてみました。
☆材料(2人前)
ナス(2cm角切り)・・・・・・300g
玉ねぎ(薄切り)・・・・・・1個
セロリ(1cm角切り)・・・・・・1本
人参(1cm角切り)・・・・・・1本
完熟トマト(ざく切り)・・・・・・1個
ケッパー・・・・・・小さじ1
松の実・・・・・・大さじ3
干しブドウ・・・・・・大さじ2
オリーブ・オイル・・・・・・大さじ2
ワインビネガー・・・・・・大さじ1
水・・・・・・1/4カップ
塩・黒こしょう(挽きたて)・・・・・・各少々
☆作り方
1.ナスはよく洗い2cm角に切った後、塩を振りザルに乗せて、しっかり
アク抜きをする。
2.セロリを1cm角に切り、鍋で10分ほど茹でる。
3.鍋にオリ-ブ・オイルを熱し、玉ねぎ、人参を入れ中火で3~4分炒める。
4.3にセロリを加え、更に2~3分炒める。
5.ケッパー、トマト、干しブドウを加えて、弱火で5分ほど炒める。
6.5にナスを入れ、水を加えて時々かき混ぜながら10~15分ほど煮る。
7.フライパンで松の実を軽く炒る。
8.6に塩、黒こしょう、ワインビネガーを入れて味を調え、3分ほど炒める。
9.火を止め、冷めたら7の松の実を混ぜ入れる。
干しブドウの甘み、ワインビネガーの酸味、松の実の歯ざわりが混ざり合い、不思議な味が楽しめます。
また、黒こしょうの代わりに赤唐辛子を使い、ピリッと辛めに仕上げても良いでしょう。