天使の声

僕の最も敬愛するソプラノ歌手の一人、レナータ・テバルディが亡くなりました(82歳)。
1950~60年代にはマリア・カラスと人気を二分しましたが、トスカニーニに「天使の声」と絶賛されたイタリアの正統なベル・カント唱法には、他の追随を許さないものがありました。
イタリアで流れた訃報では、最近行われたインタビューの中、「これから(これからの人生を)どうなさいますか?」と言う問いに、「勿論、これからも音楽に生きて行くわ」と答える姿もありました。
これでまた一人、ディーヴァと呼ぶに相応しい素晴らしい歌手が消えてしまいました。涙…

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