『兄を持ち運べるサイズに』

兄を持ち運べるサイズに
一昨日コンサートが無事に終わり、昨日からオペラ座の仕事は週末の休み。
昨夜は家内と一緒に映画『兄を持ち運べるサイズに』(2025年)を観に行って来ました。

フランスでの一般公開は5月6日からとつい最近なのですが、意外と上映館が少ない印象。
たまたま、我が家のすぐそばの小さな映画館で昨夜1回限りの予定で上映されることを知ったので、迷わず行って来ました。

原作である村井理子著のエッセイ『兄の終い』も読んでいませんが、ストーリーは滋賀に住む理子(柴咲コウ)が急死した兄(オダギリ・ジョー)の遺体を引き取りに行くということ以外、内容は殆ど何も知りませんでした。
開始数分後に、兄の死を知らせて来た電話の主の訛りが気に掛かり、おや?っと思っていたら、兄が最後に住んでいたのが宮城県多賀城市だったことを知り驚きました。
多賀城は個人的に知っている街であり、東日本大震災による甚大な被害を受けたところです。本編中には当時の様子が語られたり、復興状況が垣間見られる場面もあり、それだけでも持って行かれてしまった感があります。

家族の死に向き合う、妹・元妻・子供たちそれぞれの描写が美しく、涙なくして観ていられないとても良い作品でした。

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