「みゅうのガーデン」のみるきいさんのところで「カモメに飛ぶことを教えた猫」と言う記事を見て驚いた。 ルイス・ セプルベダ作「かもめに飛ぶことを教えた猫」(邦題)。実は、僕はこの本が1996年に出版された時からの大ファンなのだ。最初に見つけたのがイタリア語版で、あまりにも面白かったので、続いてフランス語版を入手。1996年の段階で、18ヶ国語に翻訳されていたから、日本語版もあるかと思って探したんだけど、当時は残念ながらまだ翻訳されていなかった。今回改めて調べてみたら、1998年6月に日本では発行されたことが分かった。主人公の猫ゾルバを始め、出てくる猫達が皆個性豊かで、会話のやり取りも楽しい。それに、それぞれの国の挿絵の感じが違っていて、とても面白いなあと思う。 イタリアではこの本が物凄い人気で、その後、映画化(アニメ)までされた。フランスでもビデオ化→DVD化されて、発売と同時に我が家でも早速手に入れた。これが娘の大のお気に入りで、一時期毎日のように見ていて、とても良いフランス語の教材になった(笑)。 みるきいさんのお陰で、 日本語訳も欲しくなっちゃったよぉ~~!
左から、DVD、仏語版、伊語版。